Ｗ主演でタッグを組むのは、「海上牧雲記 ～3つの予言と王朝の謎」などで知られる実力派俳優ホアン・シュエンと、世界中で空前の大ヒットを記録した大人気ドラマ「陳情令」でスターダムにのし上がったワン・イーボー。監督は、総視聴回数が145.5億回を超えた大ヒット作「扶揺(フーヤオ)～伝説の皇后～」のシエ・ゾー。神都・洛陽の町を舞台に、様々な背景を抱えた者たちが愛する人を守るために疾走する、ドラマティック超大作！

ワン・イーボー演じる、博識だが生まれつき情に欠ける朝廷高官の次男・百里弘毅（ひゃくりこうき）と、ホアン・シュエン扮する、過去に仲間を殺され復讐の機会を虎視眈々と狙う貧民街で暮らす高秉燭（こうへいしょく）。身分も性格も相反する２人が、神都・洛陽で起きた事件を探るためにバディを組み奔走するサスペンス時代劇。対照的な２人と行動を共にするのは、「千年のシンデレラ～Love in the Moonlight～」のビクトリアが演じる、家柄を隠し朝廷の護衛を務める名門出身の武思月（ぶしげつ）。徐々に高秉燭に特別な感情が芽生えていくが、その想いの行方は…。自らの志を遂げるために集まったバラバラの３人が一つの目的を果たすために心を通わせたとき、彼らの前に巨大な陰謀が立ちはだかる！

原作は「長安二十四時」「三国志 Secret of Three Kingdoms」「風起隴西＜ふうきろうせい＞－SPY of Three Kingdoms－」といった名作ドラマの原作者・馬伯庸（マー・ボーヨン） の超人気歴史小説「洛陽」。「長安二十四時」の制作チームに加え、「扶揺(フーヤオ)～伝説の皇后～」「ミーユエ 王朝を照らす月」など超話題作を手掛けた監督シエ・ゾーらヒットメーカーが集結した本作。カメラマン出身のシエ・ゾー監督は本作でも映像美にこだわり抜き、主人公たちが命に代えても守りたい神都・洛陽のまばゆいばかりに輝く荘厳さを、光を駆使した圧倒的な美しさで演出した。また舞台となる洛陽は、４万平方メートルの広大な撮影スタジオに100カ所以上のセットを組み再現。衣装や小道具も1万5000点以上を使用し細部に渡り上質な世界観を作り上げた。壮大かつ迫力満点のアクションシーンと、息つく暇を与えないスピード感溢れるサスペンス要素が合わさった、今年度最も注目を集める時代劇が誕生！

武則天が建立した王朝・武周の時代、神都・洛陽は不穏な空気に包まれていた。ある日、訳ありの父娘が朝廷高官の百里延（ひゃくりえん）を父に持つ男・百里弘毅（ひゃくりこうき）に会いにやってくる。二人は密告をするために来たというが、百里弘毅はなぜ自分のもとに訪れたのかまったく心が当たりがなかった。話を聞こうとすると、突然刺客が現れ父娘は殺されてしまう。その後、百里延の懇願により幼なじみの柳然（りゅうぜん）と婚姻を結ぶことになった百里弘毅だったが、婚礼の晩、百里延が殺されてしまう。容疑をかけられたのは、不良井と呼ばれる貧民街で暮らす高秉燭（こうへいしょく）。5年前に何者かに仲間を殺され、仇討ちのために1カ月前から刺客を尾行していた男だった。宮中警備を担う内衛の武思月(ぶしげつ)は、皇帝から命を受け高秉燭を捕まえるために彼を追う。しかし事件の調査を続けるうち、武思月は高秉燭に特別な想いを抱くようになる。